冬至の由来と時期は?かぼちゃとゆず湯の意味とは?

夏至と冬至というのは『至点』と呼ばれます。

赤道から太陽の距離がどちらも最大に遠くなるか、近くなるかの“瞬間”のことをさしています。太陽が至点に達する夏至や冬至は季節に大きく関係しているものなのです。

今回はこれからむかえる冬至についてお話していきます。

・冬至の由来と意味とは?
・冬至とかぼちゃやゆず湯の関係とは?
・時期はいつごろなの?

この3つにスポットを当てていきます。

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冬至の由来と意味とは?

冬至とはその名のとおり冬の季節を表す言葉ですが、一年の中で最も夜が長くなる日があります。その夜が一番長くなる日のことを『冬至(とうじ)』といいます。

古来ではこの冬至は新年の起点として考えられていました。冬至は一年で最も日が短いのですが、この日を境に日照時間がのびてゆくため中国の太陽暦で冬至は暦の起点とされ、厳粛な儀式を行っていたんだそうです。

このことは日本へは中性になってから伝わり、宮中などでは『朔旦冬至(さくたんとうじ)』という宴を催していました。

そして夜が最も長くなる冬至は「死に一番近い日」と言われていたため、その厄を祓うため身体を温め、無病息災を祈っていたのが今でも風習として残っています。


冬至とかぼちゃやゆず湯の関係とは?

では何故冬至にはゆず湯に入ったり、かぼちゃを食べたりするのでしょうか?

先程もお話しましたが冬至は夜が最も長くなるため「死に一番近い日」と考えられていました。その事から厄を祓いその後に運を呼び込むための禊(みそぎ)として行われていました。

昔は毎日入浴する習慣がないので一陽来復のために身を清めていました。

ゆずは冬が旬で旬の時期のゆずは香りが強いのも特徴です。強い香りのもとには邪気が起こらないという考えもあり、さらにゆずは実がなるまで長い年月がかかることから、長年の苦労がみのりますようにという願いも込められているそうです。

そして冬至には「ん」のつくものを食べると運が呼び込めると言われ、れんこんやうどん、にんじんなど「ん」のつくものを運盛りといい縁起を担いでいました。

かぼちゃは「南瓜」とかき“なんきん”と読め、運盛りの一つ。陰(北)から陽(南)へ向かうことを意味していると考えられています。また、冬至は生命の終わる時期と考えられていて、それを乗り越えるために無病息災を祈願し不安を取り除こうとしていました。

その時に食べていた食物の一つがかぼちゃなのです。昔は夏に取れた食物を冬まで保存して食べていたため、夏に取れたかぼちゃは冬の大切な栄養源だったのかもしれません。陰陽思想では冬を『陰』夏を『陽』と考えていたため、夏「陽」の時期にできたかぼちゃを冬の「陰」の時期に食べることで「陽」を補うという意味もあったようです。

◆一陽来復とは?◆
一陽来復とは冬が終わり春が来ることや、新しい年が始まる、悪いことが続いたあとで幸運に向かうことをさしています。 古代中国の占いの書である「易経」では『陰が極まって陽が生ずる』ことを表しており、“陰が終わり陽が戻る”というのは冬至のことをさしています。 厳しい冬が続いたあとに春の訪れの兆しが現れるという意味なのです。



時期はいつごろなの?

では当時の時期はいつごろなのでしょうか?

毎年だいたい12月22日頃にあたりますが、2015年も12月22日となっています。

地域によって日照時間にはかなりの差が出ますが、北海道と沖縄となるとその差も大きく北海道の夏至の日照時間が16時間40分程に対し、冬至の日照時間は8時間45分程になります。対して沖縄では夏至の日照時間が13時間45分程で、冬至の日照時間は10時間30分程となっています。

地球上で一番北に位置する北極圏ともなると、冬至には一日中日が昇らなくなります。このような冬至の日は『極夜』と呼ばれています。


まとめ

今の時代でも冬至の時期にはかぼちゃを食べたりゆず湯に入るという風習は残っていますよね。

ゆず湯には体を温める効果があったり、かぼちゃに含まれるビタミンなどの効果でこの時期の風邪予防にも一役買っているので、冬至には是非お家でゆず湯に入りかぼちゃなどの「ん」のつく食べものを食べ冬を乗り切りたいですね。

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