風邪をひいたときやちょっと噛んでしまった時などに、どうしてもできてしまう口内炎。
口内炎ができると食べ物も美味しく食べられないですし、痛いし気になってしまいますよね。今回は口内炎についての疑問。
・口内炎ができる原因とは?
・口内炎を早く治すには?
・口内炎の予防法は?
以上の3点についてお話します。
口内炎ができる原因とは?
口内炎は粘膜にできる炎症反応のことです。触れると痛みがあるため食事の時に苦痛が伴い、乳児や高齢者の方は気づかないうちに栄養不足になりがちになります。栄養不足が更に口内炎を悪化してしまうことも。
口内炎には3種類あります。
・細菌感染
・ウイルス感染
・アフタ性口内炎
最も一般的な口内炎はアフタ性口内炎です。疲れやストレスが原因となり抵抗力の低下により、唾液の分泌が減り細菌が繁殖しやすくなります。唾液の分泌が減ったことで口の中にできた小さな傷や粘膜が荒れたことで最近が繁殖しやすくなり口内炎ができやすくなってしまいます。
その他にもビタミンB2の不足によって口内炎ができることも。しかしアフタ性口内炎のはっきりとした原因は不明なんだそうです。
ウイルス性の口内炎はウイルスや細菌が体に感染することによってできるものです。これは一般的な口内炎とは症状が異なり、口の中に水泡ができて、これが破れかさぶたになります。かゆみや違和感を伴うことがあります。
口内炎を早く治すには?
口内炎をできるだけ早く治すには、口の中を消毒・殺菌することです。殺菌成分入りの洗口液を使用したうがいを1日3~4回します。この時に洗口液が口全体と、患部に行き渡るように10秒~30秒ブクブクをうがいをしましょう。
洗口液を選ぶ際はアルコールや合成界面活性材が含まれていないものがお勧めです。アルコールや合成界面活性材が含まれていると口の中に必要な常在菌まで殺してしまうことがありますので、ノンアルコールタイプなどが良いでしょう。
そしてビタミンB2を摂取することもポイントです。最近ではサプリメントなどもありますので、口内炎がひどい場合は補給することも必要です。
口内炎の予防法は?
口の中は暖かく湿った環境なので多くの細菌が住んでいます。外部からもウイルスや細菌が侵入しやすいので、常に清潔にしておくことがポイントとなります。
虫歯を放置しておいたりするのも口内炎の原因となりますので、治療途中で放置したりせずしっかり治療することも大切です。
口内炎はビタミンB2の欠乏や偏った食生活などで発生することがあります。ビタミンB2やビタミンB6、ビタミンC、鉄分などを積極的に取り免疫力を高めるのも口内炎予防になります。緑黄色野菜などで補いながらバランスのとれた食生活を心がけたり、サプリなどで補うことも必要です。
ストレスや疲れなども口内炎の原因となりますので、十分な睡眠や気分転換なども口内炎予防には必要な予防法です。
まとめ
口内炎は傷だけでなく食生活の乱れや心身的なものなども原因となりますので、疲れをためないことや睡眠をしっかり取ることも重要です。
どうしても補いきれない部分は口内炎に効果のある、サプリメントなどを飲用して補っていくのも必要ですね。口内炎に作用して、更にビタミンの補給もしてくれますので取り入れてみるのも良さそうですよ。