祝儀・不祝儀お金の向きと袱紗の包み方。

のし袋が必要になった時に意外と知らないマナー。
以前ものし袋の選び方や表書きについてお話ししました。

前回の記事は「慶弔のし袋の選び方は?表書きの書き方とマナー。」

今回はのし袋にお金を包む際の正しいお金の包み方と、袱紗で持参する場合の袱紗の包み方についてお話していきます。

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お金の入れ方・向きは?

祝儀と不祝儀ではお金の入れ方が異なります。
それぞれのお金を入れる向きなどを覚えておきましょう。お札は全て向きを揃えて入れるのがマナーとなりますので、一枚だけ合わせるのではなく全てのお札の向きを合わせて入れましょう。



◆御祝儀袋の場合

祝儀袋と中包み、お札の向きは表の面が揃うようにして包みます。この時の表とはお札の人物の側が表になり、人物のない方が裏側となりますので覚えておきましょう。

中包みには金額を書き記し、ご祝儀の場合は新札を図のような向きで入れます。

セット キャプチャ

上包みはお札の 人物のある方を表側 に来るように重ね、左側を折り込み、次に右側を折り込みます。
人物のある側を表にした状態で上の部分を後ろ側に向かって折り、その後裏返しにして下から上に向かって折ります。上から下に万歳をしているようなイメージで下側が上に重なるように折り曲げます。



◆不祝儀袋の場合

不祝儀袋の場合ですが明確なお札の入れ方の決まりはありません。一般的にこのような入れ方をしているという一例としてご紹介します。

ご祝儀の時とは異なりお札の向きは裏側を表向きにします。人物の書いてない方が表に来るということです。これには顔を伏せるという意味があるそうです。

下記の図のように中包みの表側に対してお札は裏側が表を向くように入れます。

不祝儀 お札セット 掲載

ちなみに不祝儀袋に入れるお札は新しいお札はNGです。あらかじめ用意している事を思わせますのでマナー違反となりますので注意しましょう。もちろん汚れているお札なども失礼にあたりますので、新札に折り目を付けるか、折り目がついている程度の綺麗なお札を使いましょう。

不祝儀袋の場合は祝儀袋とは逆の包み方をします。左右の折り方までは同様ですが、不祝儀袋の場合は上から下に向かって折り、上側が下に重なるようになります。お悔やみですので深く敬礼するという意味が込められています。




袱紗とは?

袱紗とはお悔やみ用ののし袋や香典袋、慶事でのご祝儀袋などを包むものの事を言います。不祝儀袋やご祝儀袋を持参する際は、この袱紗に包んで持参するのがマナーとなっています。

バッグやポケットなどから直接取り出すのではなく、受付係りの前で袱紗からご祝儀や不祝儀袋を出すのが正しいマナーとなっています。

差し出す際には先方から見て正面になるように差し出します。

もともと袱紗は四角い布タイプの形でしたが、最近では金封タイプのものもあります。金封タイプですともともと入れるだけの形になっていますので、不祝儀袋を出し入れしやすい形となっています。


袱紗の色と使い分け方。

袱紗は様々な色がありますが、それぞれ用途に合った色がちゃんとあります。

主に寒色系のものが弔事用、明るい色のものが慶事用となりますので覚えておきましょう。紫色のものはどちらにも使うことができますので一枚持っていると便利です。

・慶事

紫・桃・えんじ・金・ふじ・ローズ・赤・オレンジ など。

・弔事

紫・うぐいす・紺・灰青・グレー・灰緑・緑・深緑 など。

これらを慶事・弔事の際に使い分けますが、リバーシブルになっているデザインもありますので、そういったものであれば用途に合わせて使うこともできます。この時シーンに合わせた色を間違えないようにしましょう。


袱紗の包み方は?

では袱紗の包み方ですが、慶事・弔事で包み方が異なります。全く別の包み方というわけではなく、最初の袱紗の向きが異なるため左右逆になる形になります。

◆慶事

慶事の場合は袱紗の爪部分が右側に来るように置きます。内側の台の上にご祝儀袋を置き、この時の台の位置は中心より少し左よりになります。最初は左側爪のある方の向かい側を折りたたみ、次に上、下と折り畳んで爪を後ろ側に折り曲げれば出来上がりです。

◆弔事

弔辞の場合は慶事とは逆向きになり、袱紗の爪部分が左側に来るようにします。内側の台の上に不祝儀袋を置きますが、この時の台は中心よりやや右側に来るようになります。最初は右側、爪のある向かい側を折りたたみ、次に下、上と折り畳みます。爪を後ろ側に折り曲げれば出来がりです。

慶事と弔事の包み方は、はじめの袱紗の爪の向きと、上側から折り畳むか下側から折り畳むかが異なりますので、間違えないようにしましょう。




まとめ

いかがでしたでしょうか。

慶事・弔事でお金の入れ方、向きや袱紗の包み方は異なりますので、マナーとして覚えておくようにしましょう。いざという時に覚えておけば必ず役に立ちます。

袱紗については様々なものがありますが、私は紫色は一枚常備し、お祝い事用に明るいピンク系の物などいくつかの袱紗を持っています。何枚かあるとそのシーンによって使えますので便利ですよ。

初めて用意するのであれば、どちらにも使用できる紫がお勧めです。

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