七夕ってどんな日なの?由来は?飾りの意味は?

七夕の時期になると、たくさんの短冊で飾られた笹が
あちらこちらで飾られているのが目立ってきますよね。

たくさんの願い事を込められた短冊は、カラフルに彩られて
7月7日の夜が楽しみになってしまいます。

でも意外と知らない七夕の由来や、飾りの意味。

そもそも七夕ってどんな日なのでしょうか?

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七夕ってどんな日?

私たちは七夕と聞いて想像するのは

7月7日の夜、天の川に隔てられてしまった織姫と彦星が
一年に一度だけ会うことのできる日。

というお話しですよね?

もちろんその伝説にちなんだ日なのですが、他にもいくつかの説が
あることをご存知でしたか?



◆棚機女(たなばたつめ)

古来の日本では棚機女と呼ばれる禊行事がありました。

お盆の前に先祖の霊をまつる前の、禊として行われてきた行事と
言われています。

7月7日に行う禊のために前日の6日に禊を行うための乙女が選ばれます。

清い水辺のそばにある機屋(はたや)にこもり、乙女は神様のために
心を込めて着物を織るんだそうです。

この行事が7日の夕方ころに行われていたことから、棚機から七夕に
変わっていったと言われています。

◆乞巧奠(きこうでん)

元々は中国の機織や裁縫の上達を祈った日である『乞巧奠』(きこうでん)という
中国で行われてきた行事。

この乞巧奠という行事が日本に伝わり、私たちがよく知る七夕の形と
なっていきました。

この乞巧奠は今の七夕の時に行う飾りにも関係しています。


飾りの意味は?

中国から伝わってきた乞巧奠では、裁断に針や糸を飾り
裁縫や機織の上達を願うものでした。

それが日本に伝わってきて、乞巧奠が伝わってきたばかりの頃は
5色の糸をお供えしていました。

この糸が後に布となり、庶民の間に広まった際には布は高価で
なかなか手にい入りにくい事から紙の短冊へと変化したそうです。

この短冊の5色(青・黄・赤・白・黒)にも意味があり、人間を守るべき
「五徳」の意味と、古来の書物での陰陽五行の意味があります。

◆五徳

赤「礼」…父母・祖先への感謝の気持ちを表す

青「仁」…徳を積む・人間力を高める

黄「信」…信頼・知人や友人を大切にする

白「義」…義務や決まりを守る

黒「智」…学業の向上

◆陰陽五行

青「木」…木が燃えて「火」を生む

赤「火」…火が消えると「土」を養う

黄「土」…土を掘ると「金」が出る

白「金」…金の表面に「水」が出る

黒「水」…水は「木」を育てる

青「木」

このように5色には、それぞれに意味があり今の5色の短冊に
変化したようですね。


どうして笹なの?

では短冊を飾るのはどうして笹なのでしょうか?

笹はもともと生命力が高く、邪気を払うと言われて大事にされていて、
神聖なものとされてきました。

祭壇のそばに織姫や彦星へのお供え物をし、その目印として
神聖な笹を立てたのが始まりなんだそうです。

天に向かってまっすぐ伸びる笹は、願い事を織姫と彦星に届けてくれる
という考えられていたという説もあります。


お盆とも深い関わりがある七夕

棚機女の際に、禊や先祖をまつるとお話をしましたが
この事でも分かるように、七夕はお盆とも深い関わりがあります。

昔は7月7日はお盆の始まる日とされ、この日にお盆を迎えるための準備を
し始めていました。

お墓の掃除や井戸をさらい準備をしたり、お盆を迎えるために日頃の
けがれを払う禊の行事が多く行われる日でもあったのです。

七夕送りというのを聞いたことがあるかと思いますが、この七夕送りも
その一つだとされています。

笹やお供え物を川や海に流し、罪や穢れを祓う行事だと
言われています。

まとめ

今まで短冊に願いを書いて、夜空を見上げていた七夕も
由来や飾りの意味を知るとちょっと違った気持ちで過ごせますね。

もちろん伝説の通り、天の川での織姫と彦星の再会を願いますが
ご先祖様の為にお盆を迎える準備をするのも大切だなと感じました。

最後に…

笹には虫除けの効果もあるとされていて、家のそばに置いている家庭も
多かったようですのでこの時期には一役買ってくれそうですよ。

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